2021/08/31
フィンジアが効かない!?頭皮ケアのための食事改善法
フィンジアを継続使用しているお客様から「なかなか期待する効果が見られない」との声を頂くことがあります。
高い実感力が好評で、私どもとしては自信を持って提供しているフィンジアシリーズですが、「フィンジアだけで万全」とは言いきれないのも事実です。
なぜなら髪や頭皮を含むあなたの身体は日常の生活習慣をベースに形成されるからです。
そのため、頭皮ケアの効果を最大限高めるためにも、フィンジアによる外側のケアだけでなく身体の内側からのケアにも是非取り組んで頂きたいと考えています。
そしてその中でも最も大切だと考えているのが食生活の改善です。
今回は頭皮ケアに効果的な食事法やおすすめの食材についてご紹介したいと思います。
フィンジアの継続については、前回の記事を参考にしてください。
頭皮ケアに効果的な食事法とは
一般的に人は「朝食」「昼食」「夕食」と1日に3食の食事をとります。
その食事の中で必要な栄養素を摂取するのですが、いつ食べても同じと言うとそうでもなく、食べるタイミングを変えることで効果を高められるかもしれません。
そこで各食事でどのような食事をすれば良いのかご紹介します。
朝食
朝はビタミンやミネラルの吸収率が高いといわれています。
生野菜のサラダやフルーツなど、ビタミン豊富な朝食を摂るように心がけましょう。
忙しさからついつい抜きがちになってしまう方もおられるかもしれませんが、1日のコンディションを左右するものでもありますので抜かないようにして頂きたいです。
腸活も絡めて「バナナとヨーグルト」のような朝食なら、手軽ですぐ準備できますし、栄養価も高いためおすすめです。
昼食
昼食では午後に向けて、エネルギーをしっかり摂取したいところですが、油分の摂り過ぎは髪や頭皮に悪影響を及ぼします。
ただランチは外で食べる場合も多く栄養バランスを考えるのは難しいと思うかもしれません。
そんなときは洋食よりも和食を選ぶだけでも違ってきます。
定食屋などで和定食を選んでみると小鉢など品数が豊富でさまざまな食材を摂取でき、栄養バランスを取りやすいでしょう。
夕食
夜はさほどエネルギーを必要としませんが、寝ている間に細胞が再生されるといわれていますので、髪によいタンパク質をしっかり摂取しましょう。
油分を摂り過ぎず、ビタミンも豊富な「豚しゃぶサラダ」や、「サラダチキンとゆで卵でボリュームサラダ」などにするとヘルシーで良いかもしれませんね。
おすすめ»髪の悩みに良い栄養、食事方法とは
知っておきたい!頭皮や髪にいい食べ物14選
食事をする際には頭皮ケアのためにも是非摂って頂きたい栄養素が下記の7つになります。
髪や頭皮に効果的な栄養素7選
- タンパク質
- ビタミンA,B,C,E
- ミネラル
- イソフラボン
- アントシアニン
- カプサイシン
- コラーゲン
これらは健康な髪や頭皮の形成に必要となってくる栄養素となり、不足するとせっかく手間とコストをかけて行う頭皮ケアの効果を低めてしまうことにもなりますので、是非意識的に摂るよう心掛けてください。
ではそれらの栄養素を効率的に摂取できる食材についてご紹介しましょう。
レバー
レバーは鉄分や亜鉛など、抜け毛を防ぐ効果が期待できる栄養素が豊富です。
ただし摂り過ぎると、ビタミンAの過剰摂取により頭痛などを起こすことがあるといわれていますので、食べ過ぎには注意しましょう。
牡蠣
牡蠣も亜鉛が豊富で、髪に必須の成分であるケラチンの生成を促しながら、抜け毛の原因となる男性ホルモンの作用を抑制してくれる効果が期待できます。
納豆(亜鉛)
納豆もタンパク質が豊富であるうえに、亜鉛も含まれているので髪や頭皮によい食材です。
低価格で続けやすい点も魅力なので、1日1パック食べられるとよいですね。
トマト(リコピン)
トマトに含まれるリコピンは、頭皮環境を整える効果があるといわれています。
また抗酸化作用も高いといわれていますので、ぜひ積極的に食べたい食材です。
卵
卵は完全食だといわれるだけあって、タンパク質やビタミンなどの栄養素が豊富。
また美肌効果が期待できるビオチンが、頭皮環境を整えてくれます。
ウナギ
その栄養価の高さから疲労回復や夏バテ防止のための食材としても人気の高いウナギ。
ビタミン類が豊富に含まれており、特にビタミンAの含有量は他の魚よりも多く含まれています。
近年価格が高騰気味ですが今年は比較的お安めですので、この機会に是非摂り入れたい食材の一つです。
大豆
納豆の原料でもある大豆は、女性ホルモンに似た働きをする「大豆イソフラボン」が豊富です。
AGAの原因となる男性ホルモンを抑制する効果が期待できます。
ごま
ごまにはビタミンEが豊富で、血流を促す効果が期待できます。
またビタミンB群やタンパク質など、とても栄養価が高い食材です。
ナッツ類
ナッツにはビタミンや亜鉛などの栄養素が豊富に含まれているほか、血流を促す効果があるといわれています。
ただし脂肪分も高いので、食べ過ぎには注意しましょう。
フルーツ
ビタミンやミネラルが豊富なフルーツは、美容に欠かせない食材。
髪や頭皮にもよい効果が期待できますので、できれば毎日少量でも食べたいですね。
ヨーグルト
発酵食品は美容と健康に欠かせない食材。
ヨーグルトも発酵食品のひとつであることから、髪や頭皮の健康によい効果が期待できます。
またヨーグルトに含まれる「IGF-I」という成分が、抜け毛の改善を促すといわれています。
緑黄色野菜
緑黄色野菜には、さまざまなビタミンやミネラルがたっぷり含まれていますので、髪と頭皮の健康を促してくれます。
しかしそれに限らず、体のために毎日バランスよく食べるように意識したい食材です。
小豆(ポリフェノール)
豆類にはタンパク質やイソフラボンが豊富なので、積極的に摂取したい食材ですが、ポリフェノールを摂取したいなら小豆がおすすめです。
小豆は血行促進効果があるほか、抗酸化作用が高く抜け毛を改善する効果が期待できます。
わかめや海藻類
海藻類にはなんといってもミネラルが豊富。また食物繊維も豊富なので、体内の悪いものを排出する効果が期待できます。
髪や頭皮環境の向上にも大きく役立ってくれますよ。
おすすめ»育毛に効果あり?と話題の食品まとめ
頭皮ケアで気を付けたい食事
頭皮ケアに限らず食生活で注意したいのが脂質と糖質です。
ここでは食生活で気を付けたい点についてご紹介します。
- 同じ魚なら「オメガ3」の豊富な魚を選ぶ
- 糖分の過剰摂取は血液がドロドロに
同じ魚なら「オメガ3」の豊富な魚を選ぶ
オメガ3とは、体内で生成できないタイプの必須脂肪酸です。
そしてオメガ3には毛周期のサイクルを整える効果があるといわれており、抜け毛や薄毛の改善効果が期待できます。
野菜にはほぼ含まれておらず、肉よりも魚に豊富に含まれていますので、肉よりも魚を多く食べるように意識したいですね。
魚の中でもさんまやアジなどの青魚に多く含まれていますので、同じ魚を食べるのであれば、オメガ3の豊富な青魚を食べるようにしてみましょう。
糖分の摂り過ぎは血液がドロドロに
お酒に含まれる糖分も同様ですが、甘いお菓子など糖分を摂り過ぎると血液がドロドロになって血流が悪くなります。
血流が悪くなると頭皮の働きも悪くなってしまい、薄毛や抜け毛の原因になることも。
糖分の摂取はできるだけ控え、その分ビタミンやミネラル、良質なタンパク質を摂取するように心がけてください。
おすすめ»サラサラ血液で薄毛の予防と改善を目指そう
フィンジア製品と食生活の改善でより効果を高めよう
フィンジア製品だけではヘアケア効果がないと感じている方は生活習慣が影響しているのかもしれません。そのため頭皮ケアと合わせてまず食事内容を見直してみてください。
ここで紹介した食事法や食材を意識した食生活を送りつつ、スカルプエッセンスフィンジアでケアすることで、外部ケアと内部ケアのダブルの効果により症状の改善が見られるかもしれません。
食生活は髪や頭皮はもちろんのこと健康を保つためにも大切なことですので、ぜひ実践して頭も身体もそして心も健康に過ごして頂けることを願っております。