2019/06/25
抜け毛の治療方法を知りたい!具体的にどのような治療を行うの?
毎朝枕についている髪の毛、洗うたびに手の指の間に見える髪の毛…このまま抜け毛が増えてハゲてしまう…と心配になりますよね。抜け毛が気になるようになったら、少しでも早く治療を始めましょう。抜け毛の治療ではどのようなことを行うのか、詳しく調べてみました。
原因を知ろう
自分の抜け毛が何故起きたのか、まずその原因が不明なままでは治療ができません。人間は1日に100本ちかくの髪の毛が自然に抜けるといわれていますが、その程度の抜け毛の場合あまり気にすることはなく、特別な治療の必要もない範囲です。問題なのは、自然に抜ける髪の毛が度を越えている場合ですね。
また、抜けた髪の毛が短い・細い・切れ毛ばかりというときも要注意といわれています。
抜け毛の原因として考えられるのは、男性の場合ほとんど「AGA」ですね。男性ホルモンの影響で発生する薄毛や抜け毛のことです。放置しておくと進行し、髪の毛が生えづらくなってしまいます。ヘアサイクルが乱れるので、休止期が長くなって成長期が短くなってしまうのです。最終的には毛穴も消滅して二度と髪の毛が生えてこなくなる恐れもあり、早めに治療しなくてはいけません。
ただし、AGAではない可能性もあります。例えば、内科的疾患などで抜け毛が発生している場合です。もしも何らかの病気が原因だった場合、その病気を治すことが一番の対策となります。病気が治れば自然と抜け毛も治っていくでしょう。
まずは自分の抜け毛の原因は何かを調べるところから始めなくてはいけません。
AGAだった場合の治療法
調べた結果、AGAだった場合の治療法についてご紹介します。
○まずは病院選びから
AGA治療は、病院によって治療の方法も流れも異なります。最近では専門としているクリニックもありますし、昔から皮膚科でもAGA治療は可能ですが、皮膚科の場合は従来から行われている薬を使った治療がメインとなり、それ以外の治療を行いたいというときは専門クリニックで治療を受ける必要があります。どれぐらいの費用がかかるかも治療法によって変わります。
○一般的な治療法とは
AGAによる抜け毛は、治療薬の服用や外用薬の塗布が中心となります。治療薬の代表とされるものは、内服薬としてプロペシア、外用薬としてミノキシジルです。
・プロペシアについて
AGAの原因である男性ホルモンから作られるジヒドロテストステロンの生成を抑える働きがあります。
・ミノキシジルについて
頭皮の血行を促し、毛母細胞に刺激を与えて発毛を促す効果が期待できます。
これら2つを組み合わせる治療法が基本です。しかし、これ以外にも治療法はあります。
○専門クリニックでの治療法とは
・検査
検査は治療ではないものの、皮膚科ではできない検査をしてもらえます。遺伝子検査や髪の毛の栄養状態を調べる検査などです。検査をすることで自分にあった治療法を見つけやすくなります。治療効果も現れやすくなるため、検査も専門クリニックでしかできない治療の一部ではないでしょうか。
・成長因子を注入する
髪の毛の成長を促す成長因子を、直接頭皮に注入する方法です。AGA治療の中ではまだ新しい方法ですが、よりダイレクトに必要な成分を注入できるとして注目されています。
抜け毛治療をして、薄毛も予防しよう
抜け毛は薄毛が始まっているサインです。抜け毛が増えてきたなと感じた段階で治療を受けておくと、それ以上の抜け毛を予防できます。薄毛がひどくなる前にストップをかけられるでしょう。
自分の髪の毛のためにも、抜け毛は放置せずに適切な治療を受けたいですね。自宅でできる育毛剤なども販売されているので、自己流でも早めの対策をおすすめします。