2020/11/06

【医学的根拠無し!】筋トレで薄毛にはならない

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昔からの噂で「筋トレや運動をすると薄毛になりやすい」というものがあります。
完全な都市伝説・・というわけではなく、運動やスポーツをしていると薄毛になるというメカニズムは存在します。
ザックリと流れを説明しますと

  1. 運動・スポーツ・筋トレをする
  2. 男性ホルモン「テストステロン」が分泌される
  3. 人間の頭皮に存在する酵素「5αリダクターゼ」とテストステロンが結合される
  4. 結合されたホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が生成される
  5. DHTの量や作用が強いと、脱毛の指令を出して抜け毛が増える

このメカニズムによって「筋トレや運動をすると薄毛になりやすい」という噂に結びつくといわれています。では、スポーツ選手全員が抜け毛に悩んでいるかというとそうではありません。
DHTの量や作用の強さは、5αリダクターゼによるものが大きいと考えられており、5αリダクターゼの強さは遺伝に影響していると考えられています。
実際に運動やスポーツをして抜け毛が気になる人は、運動が原因と考えるより「遺伝」による影響が大きいと考えるべきです。

DHTを気にするより、テストステロンを増やす事を考えよう

先程の流れの中で

  1. 運動・スポーツ・筋トレをする
  2. 男性ホルモン「テストステロン」が分泌される

がありますが、この「テストステロン」は男性最強ホルモンと言われる程、メリットだらけなホルモンです。

メリットだらけのテストステロンホルモン

  • 筋肉増強・形成
  • 男性機能の向上
  • 生活習慣病の予防(肥満防止)
  • 記憶力・集中力の向上(仕事や勉強の効率アップ)
  • モチベーションアップ(前向きになれる)
  • 異性にモテる(らしい)

DHTを気にするあまり、このテストステロンの効果を無視すると生活習慣病・モチベダウンにつながります。
テストステロンの量が増えても、DHTの量は「5αリダクターゼ」の量や強さ(遺伝)で変わるので、運動・筋トレ・スポーツによる抜け毛は気にするだけ損です。

         

でも、頭皮の汚れには気にするべき

では、運動やスポーツ・筋トレ後に何もしなくてもいいのか・・?というのも、間違いです。
運動・筋トレ後は筋肉が疲労して免疫力が低下します。また、汗で頭皮が汚れています。

DHTの働きを少しでも抑制するために以下の事を習慣化させましょう。

頭皮に重要な栄養をしっかり摂る!

タンパク質(肉・大豆)・亜鉛(レバー・牡蠣)

運動や筋トレ後は、一時的に免疫力が低下しますが、血行が良くなり頭皮への栄養も届きやすくなります。
このチャンスを逃さず、しっかりと栄養補給をしましょう。
タンパク質は普段の食事でも摂る事が多いですが、亜鉛は意識して摂らないと不足がちになります。

そういう時は、手軽にサプリメントで栄養を補いましょう。



頭皮の汚れはシャンプーでしっかりと洗う事が大切です。
頭皮の汚れは、そのまま抜け毛の影響につながります。
しっかりシャンプーで、汚れを洗い流しましょう。

ただ、シャンプーのしすぎも逆に頭皮への悪影響がでてしまうので注意です。頭皮の保湿も大切です。
こちらの記事を参考にしてください。



運動でテストステロンを増やし、しっかりと食事やシャンプーで頭皮をケアが最強

まとめますと、適度な運動・食事・洗髪の習慣化が「覇気のある大人」につながり、それが頭皮ケアにも影響してきます。噂に惑わされず、継続していきましょう。



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