2018/10/12
FAGA(女性男性型脱毛症)とは?どんな症状で対策方法はあるの?
薄毛や抜け毛、ハゲは男性が悩むもの、という認識があります。確かに、AGAは男性型脱毛症というので、男性が悩むハゲです。しかし、知っておいてほしいのはFAGAといいう言葉で、女性男性型脱毛症といいます。なんと、国内でFAGAに悩んでいる人は、600万人もいるとされています。それほど多くの女性が薄毛に悩んでいるなんて意外かもしれませんが、明日にでも自分自身に襲いかかる悩みになるかもしれません。AGAとFAGAの違いや、FAGAについて詳しくご紹介させていただきます。
FAGAって何?
女性男性型脱毛症という名前の略で、AGAとは仕組みが違い症状もことなることから、FAGAと呼ばれています。Femwomanale Androgenetic Alopeciaという正式名称の頭文字をとって、FAGAとなります。
男性型脱毛症であるAGAは、男性ホルモンが毛根でジヒドロテストステロンという物質に変化するのですが、その成分が髪の毛の成長を阻害してしまいます。ではFAGAはどうかというと、髪の毛の成長をサポートする女性ホルモンの量が何らかの影響で減少し、それに伴って男性ホルモンが体内で増加してしまうことで、薄毛や抜け毛が発生する、というメカニズムです。
このように、AGAとFAGAは、まったく別物というわけではありません。薄毛や抜け毛が発生する仕組みはどちらも同じで、ジヒドロテストステロンが発生することが大きな原因ですね。
FAGAの症状
自覚できる変化として発生する症状は、大きく分類して3パターンあります。Ⅰ型からⅢ型までです。
Ⅰ型は、どこか一部分の髪の毛が薄くなってしまった状態。Ⅱ型は、つむじを中心として髪の毛の薄い部分が広がった状態、そして最後にⅢ型は頭部が全体的に薄くなっている状態です。髪の毛が薄くなることが症状としては基本となりますが、どの程度の薄毛になっているかどうか、がFAGAかどうかを確認する目安になります。
FAGAになりやすい人って?
・年齢が40歳過ぎ
若い間はFAGAになる人は少ないです。それはどうしてかというと、多くの人が女性ホルモン量を体内で多く作り出しているからです。しかし、その女性ホルモンが減少してしまう1つの理由が年齢です。40歳過ぎると閉経に向けて女性ホルモンが減っていくため、FAGAになりやすくなります。
・頭皮に負担をかけすぎている人
髪の毛は女の命ともいわれるほどですが、大事にしすぎていて過剰なお手入れをする人は薄毛や抜け毛になりやすいようです。お手入れのしすぎによって発生する可能性もあるでしょう。それ以外にも、頭皮に紫外線が強くあたっている、たばこを吸って頭皮に栄誉が運ばれにくくなっているなど…毎日何気なく過ごしているつもりでも、頭皮には大きな負担がかかっているかもしれません。
FAGAのために、できる対策とは?
特に女性は、男性よりも髪の毛のお手入れには人一倍気を使っている人も多いはずです。大事にしてきた髪の毛に何か異変が起きて、頭頂部のボリュームダウンや薄毛が気になってきたら…と思うとショックではないでしょうか。それでも誰かに薄毛や抜け毛を相談するのをためらってしまい、なかなか対策が始められない…という結果になってしまいます。
何よりも大切なのは、少しでも早く薄毛や抜け毛対策を始めること。薄毛や抜け毛が大きく広がってしまうと、なかなか改善することができません。気になる薄毛だからこそ、今すぐにでも対策を始めるべきです。
自宅でできる育毛といえば、やはり育毛剤の使用をおすすめします。頭皮に直接影響を与えることができますし、育毛に良い成分のおかげで発育も進むはず。
生活のリズムが乱れている人は、まず生活を整えたうえで、しっかりと育毛剤を使って対策していきましょう。