2021/10/29
頭皮ケアに最適なドライヤーとは?
皆さんはシャンプー後はきちんと髪を乾かしていますでしょうか。
自然乾燥に委ねている方もいらっしゃるかもしれませんが、頭皮が濡れたままでいると、雑菌が繁殖しやすい状態になり、ターンオーバーの乱れや頭皮の乾燥の原因となりますので、シャンプーの後はドライヤーでしっかり乾かして頂くことをお勧めします。
今回はドライヤーのメリット&デメリットや、最適なドライヤーの選び方、乾かし方などについてご紹介します。
目次
- ドライヤーを使うメリット・デメリット
- メリット
- 髪が塗れていることによって受けるダメージを防げる
- キューティクルを整える
- 寝ぐせを抑えられるので翌日のヘアセットが楽
- 頭皮に雑菌が繁殖するのを防ぐ
- デメリット
- 温風は髪にダメージを与えてしまう
- 使いすぎは髪・頭皮を乾燥させてしまう
- 覚えておきたいドライヤーの選び方
- 温度調節機能がついているものがおすすめ!
- マイナスイオンドライヤーや復元ドライヤー
- 頭皮ケアのために正しいドライヤーでの乾かし方
- ドライヤーは髪の根元に当てる
- 髪にボリュームを出したいときは頭を下げて乾かす
- パーマヘアは髪をまとめながらドライヤーを当てる
- 保湿性の高いシャンプーでドライヤーのダメージを軽減
- まとめ
ドライヤーを使うメリット・デメリット
どんなご家庭でも1つはお持ちかと思われるドライヤーですが、実は頭皮ケアの面でもメリット&デメリットのある重要アイテムの1つでもあります。
そのため「ドライヤー選び」というのもまた一つのヘアケア対策の要素と言えるので、
ヘアケアを考えるならドライヤーにも気を使って頂きたいと思います。
まずはドライヤーを使用することのメリット&デメリットからご説明したいと思います。
メリット
ドライヤーを使用するメリット
髪が塗れていることによって受けるダメージを防げる
塗れた髪を自然乾燥しようとすると、水分が乾燥していく過程で髪や頭皮に必要な油分も蒸発してしまう上に、キューティクルが剥がれやすくなります。
実際に、ドライヤーで乾かした髪はつややかな仕上がりであるのに対し、自然乾燥をした髪はパサパサになってしまいますよね。
ドライヤーは髪のダメージを防ぐのに大きな役割を果たしているのです。
キューティクルを整える
ドライヤーをキューティクルの向きに合わせて当てることで、キューティクルを整えて髪をつやつやの仕上がりにしてくれます。
少しでも早くドライヤーで乾かすことが大切だといわれていますので、しっかりタオルドライをした後すぐにドライヤーを使うのがポイントです。
寝ぐせを抑えられるので翌日のヘアセットが楽
ドライヤーでしっかり髪を乾かし、髪がまとまった状態で就寝すると寝癖がつきにくいです。
翌日も髪がまとまった状態であれば、ヘアセットがしやすくなって朝の時短につながります。
頭皮に雑菌が繁殖するのを防ぐ
髪が塗れたまま自然乾燥をすると、頭皮が臭ってしまうことがありませんか?
これは、髪が塗れた状態で放置することによって雑菌が繁殖してしまうのが原因です。
早めにドライヤーで乾かせば、雑菌の繁殖や臭いを防げます。
デメリット
ドライヤーを使用するデメリット
温風は髪にダメージを与えてしまう
一般的にドライヤーには温風と冷風の機能がありますが、温風は髪にダメージを与える可能性があります。
髪の成分であるタンパク質は熱に対して非常に弱いためです。
熱が加わると髪のタンパク質が固まってしまいパサパサな髪になってしまいます。
使いすぎは髪・頭皮を乾燥させてしまう
ドライヤーは風で髪を乾かす道具ですが、同時に頭皮の水分も奪ってしまいます。
これは熱風でなく冷風であっても起こります。
機能性の低いドライヤーを使ったり、ドライヤーを当てすぎることで、髪や頭皮が乾燥しやすくなり、ダメージに繋がる可能性があります。
覚えておきたいドライヤーの選び方
ご説明した通り、ドライヤーにはメリットとデメリットの両方の面をもっています。
せっかくならメリットの方を活かしたいですよね。
ではどのようなドライヤーを使えばデメリットを抑えることができるのでしょうか。
ここではドライヤーを選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。
温度調節機能がついているものがおすすめ!
デメリットの1つとして挙げているようにドライヤーの温風は髪や頭皮にダメージを与えるリスクがあります。
そこでおすすめなのが温度調節機能のあるドライヤーです。
頭皮や髪をいたわる面で温風の温度を調節できるのは便利で、高性能なものですとセンサーを用いて頭部とドライヤーの距離によって温風の温度を自動的に調節してくれるドライヤーもあるそうです。
ドライヤーを選ぶなら、ぜひこうした機能性の高いドライヤーを選ぶのがおすすめです。
価格帯は比較的高めなものが多いですが、1度購入したら何年も使えるものですので、可能ならこだわりたいポイントです。
マイナスイオンドライヤーや復元ドライヤー
ドライヤーの中にはマイナスイオンドライヤーや復元ドライヤーと呼ばれる製品があります。
マイナスイオンドライヤーは、風と一緒にマイナスイオンを放出して髪に付着させ、髪のダメージの原因とされる静電気の発生を防ぎ、髪にしっとりとしたツヤを引き出してくれるそうです。
そして少し前から注目され始めているのが復元ドライヤーと呼ばれる製品。
こちらは振動気化乾燥方式と呼ばれる髪の毛の表面の水分を振動によって細かくし、風で吹き飛ばすという特殊な方法を採用しています。それにより通常のドライヤーよりも低温で乾かすことができるそうです。
これらは数万円する機種もあるためハードルは高いかもしれませんが、徹底的にこだわりたいという方は試す価値はありそうです。
※中には相場より低価格なものもありますが、信頼できるメーカーのものがおすすめです。
頭皮ケアのために正しいドライヤーでの乾かし方
ドライヤー選びが無事終わりましたら、次は使い方ですね。
せっかく使うドライヤーにこだわるのですから、正しい使い方でその効果を活かしましょう。
また、金銭面等の理由でドライヤー自体にこだわるのが難しい方もおられるかと思いますので、そういう場合も正しく使うことで最小限のダメージで効率的に乾かすことが可能です。ではいってみましょう。
ドライヤーは髪の根元に当てる
ドライヤーを使用する際は主に髪の根本に当てましょう。
髪は毛先ほど乾きやすいので、あえてドライヤーを当てて乾かす必要はありません。
髪の根元に当てて、根本から乾かすようにすることで効率的に乾かすこと可能になります。
しかしながら、頭皮や髪に近づきすぎると温風が熱すぎてダメージを与えてしまう恐れもありますので、熱いと感じたら少し離してみると良いでしょう。先ほどおすすめした温度調節機能がついているドライヤーなら簡単・安心ですね。
髪にボリュームを出したいときは頭を下げて乾かす
頭部の上からドライヤーを当てると、髪がペタッとしてふんわり仕上がりません。
ボリュームを出したい人は、頭を下に下げてドライヤーを当てることで、髪の根元が立ってふんわりと仕上がります。
またこの乾かし方だと頭皮に直接温風が当たりにくいため、頭皮にダメージが少ない点もポイントです。
最後にキューティクルの流れに沿ってドライヤーを当てる
仕上げに、キューティクルの流れに沿って上から下にドライヤーを当て、最後に冷風を当てることで髪がまとまり、キューティクルが整います。
ドライヤーで乾かした後は、必ず冷風を当ててキューティクルを閉じてあげましょう。
保湿性の高いシャンプーでドライヤーのダメージを軽減
自然乾燥よりもドライヤーで乾かすほうが頭皮や髪へのダメージを防ぐことができますが、一方でドライヤーを使うこと自体もダメージの原因となる…悩ましいですね。
心配な場合は頭皮や髪をしっかり保湿してくれるシャンプーを使うと良いかと思います。
予め髪や頭皮の土台がしっかりしておけば多少のダメージでは傷みにくくなるのではないでしょうか。
弊社の「フィンジアシャンプー」は頭皮をしっかりと潤せるように20種以上の保湿成分を配合しております。植物性の天然保湿成分が頭皮や髪をやさしくいたわり、自然なうるおいを与えてくれます。まだ試されていない方はご検討頂けると嬉しいです。
まとめ
- ドライヤーを使うことは髪や頭皮に多くのメリットがある
- ドライヤーの当て過ぎは髪・頭皮の乾燥やダメージに繋がる
- 機能性の高いドライヤーがおすすめです
- 正しい使い方で効率的に乾かしましょう。
- 保湿性の高いシャンプーと併用することでダメージを軽減
今回はドライヤーに関してご説明させて頂きました。
ドライヤーを正しく選択&使用されて、健康な頭皮といきいきした髪を手に入れましょう。