2018/03/16
女性の強い味方?薄毛対策「ヘアタトゥー」について知っておこう
薄毛対策の方法として、最近注目されているのが「ヘアタトゥー」です。日本ではまだ馴染みはないかもしれませんが、これからもっと浸透していくでしょう。ヘアタトゥーとはどのような薄毛対策なのか、詳しくご紹介していきます。
ヘアタトゥーって何?
ヘアタトゥーは医療ヘアタトゥーともいわれています。頭皮や髪の毛の状態を確認して、どんなヘアタトゥーが最適なのかを考えていきます。いわゆるオーダーメイドですね。料金も、ヘアタトゥーを行う面積によって変わります。M字部分や分け目の地肌であれば、狭い範囲なので目安は15万円ぐらいです。一方で、面積が頭部全体になると、50万円以上になることも。高額な費用を支払うことになるので、後悔しないようにしっかりとカウンセリングを受けましょう。
料金に関しては、分割支払いを受け付けているところがほとんどなので、金額についても相談してみてくださいね。
ヘアタトゥーの施術について
ヘアタトゥーの施術を実際に受ける場合、どのような流れで行われるのかをご紹介します。まず、麻酔からですね。ヘアタトゥーは頭皮に色素を注入することになるので、痛みがゼロというわけにはいきません。痛みを感じにくくするための麻酔を行うのですが、塗るタイプの麻酔を使うため、針の痛みも感じずに麻酔をかけることができます。ただし、感覚がなくなるほど効果があるわけではないので、人によっては少し痛みを感じることもあるので、どの程度まで麻酔を使いたいか、ということもカウンセリングで相談しておけるといいですね。
施術に関しては、長くても3時間ほど。どれぐらいの範囲に施術をするかにもよりますが、それほど長くはかかりません。一度で一気に入れていくわけではなく、自然に仕上げるためには最低でも3回ぐらいは施術を繰り返す必要があります。
ヘアタトゥーが向いている人って?
ヘアタトゥーは、植毛や増毛のように髪の毛自体を物理的に増やすことはできません。地肌に色素を入れるという方法になります。地肌の傷が気になる…とか、分け目の地肌が目立つ…という人に特におすすめです。男性の薄毛よりも、女性の薄毛対策には最適といえるでしょう。
ヘアタトゥーの副作用や問題点は?
ヘアタトゥーを受けることで、心配になるのは副作用です。しかし、今の段階では副作用があったという報告はありません。施術をしてからも日常生活は普通に送ることが可能ですし、痛みやアレルギーといった心配も必要ないでしょう。
ただし、問題点はいくつかあります。まず、一度ヘアタトゥーをしてしまうと、消すのがとても大変です。ヘアタトゥーは頭皮にそのまま色素を入れていくので、簡単に消えてくれません。数年経過して次第に薄くなることはありますが、すべてキレイに消えることはないと思っておいてくださいね。また、もう1つの問題点はヘアタトゥーの施術を受けられる病院が少ないこと。まだ日本ではあまりなじみがなく、珍しい方法です。そのため、ヘアタトゥーを受けたいと思っても受けられる病院が近くにない…という可能性もあるので、あらかじめ病院に問い合わせておくと安心です。
また、施術を受けた後に出血や赤みが出る場合もあるので、施術後に隠せる帽子を持ってくようにしましょう。
ヘアタトゥーのメンテナンスについて
ヘアタトゥーは完全に落ちきることはないものの、数年経過すると色落ちが発生します。目安となるのは3年ほどですね。色が落ちてきたなと思ったら、メンテナンスの施術を受けましょう。支払いは初回ほど高額にはならず、5万円ほどでメンテナンスができます。
今までとは少し違うヘアタトゥーで、薄毛対策を始めてみませんか?