2018/11/22

薄毛にはドライヤーを使ってもいいの?正しい髪の毛の乾かし方

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薄毛が気になっていると、少しでも髪の毛の量を減らしたくない…とあらゆることに慎重になりますよね。ドライヤーも、慎重になってしまうことの1つです。ドライヤーを使うと薄毛がひどくなってしまうのでは?頭皮に悪影響なのでは?と考えてしまって、使えずにいる人もいるかもしれません。しかし、薄毛になってもドライヤーは問題なく使用できます。正しい髪の毛の乾かし方をご紹介していきますね。

ドライヤーを使うとハゲる?

ドライヤーを使うとハゲる、という話はよく聞きますよね。そのため、薄毛になるとドライヤーを使わなくなる人も多いのだとか。どうしてドライヤーを使うとハゲるといわれているのか、その理由は「ドライヤーの熱が頭皮にダメージを与えてしまうから」です。

ドライヤーは熱い風で髪の毛を乾かします。数秒間同じ部分に熱風が当たると、やけどするのではないかと思うほど熱いですよね。そのまま当て続けると、確実にやけどします。それほど、ドライヤーから出る風は熱いです。頭皮も肌の一部なので、熱によるダメージはゼロではありません。特に頭皮は、熱に弱い皮膚です。普段は髪の毛で守られているので、ちょっとしたダメージでも大きな影響を受けてしまいます。

やはり、ドライヤーの熱はあまり強く長時間頭皮に当てないほうが良いでしょう。

ドライヤーを使わなくてもハゲる?

熱風による薄毛の危険性がわかると、やっぱりドライヤーは使わない方がいいのでは?と思ってしまいますよね。しかし、問題はドライヤーを使わないことで発生する薄毛のリスクです。髪の毛を自然乾燥させるとなると、問題は細菌の繁殖です。細菌は水分をエサとして繁殖しやすくなり、頭皮環境を悪化させてしまいます。長時間水分がついたままで放置していると、細菌の繁殖がしやすくなるでしょう。

髪の毛は通常、キューティクルに守られているのですが、髪の毛を洗って濡れているとキューティクルは開いた状態になります。その状態が長く続けば続くほど、水分や栄養も漏れ出して髪の毛の質も悪くなりやすいでしょう。

ドライヤーを使うとハゲるから、とドライヤーを使わない行為も、ハゲる原因の1つです。

正しくドライヤーを使おう

ドライヤーはかけないよりもかけた方がいいのですが、大事なのは「かけ方」です。

・水分はできるだけふき取っておく
ドライヤーをかける前に、タオルドライで水分はできるだけふき取っておきましょう。乾かす時間が短縮できるので、ドライヤーの熱風を当てる時間も短くなります。ただし、タオルで強くふき取るのはNGです。頭皮に傷を作らないために、髪の毛をもむようにして優しくタオルドライしてください。

・根元から順に乾かす
乾きにくい部分から乾かすと効率が良いため、根元や襟足を中心に乾かしていきましょう。長時間同じところに熱風を当て続けてしまわないよう、少しドライヤーを左右に振りながら、熱いと感じないように当ててください。

・最後に冷風を当てる
髪の毛が乾いたら、そのまま終わりではなく最後に冷風を当てましょう。冷風を当てると、開いていたキューティクルが閉じやすくなります。髪の毛から必要な水分や栄養が漏れ出ることもなくなり、健康な髪の毛を保てるでしょう。頭皮のクールダウンにもなり、熱がこもった状態を解消してくれます。これから生えてくる髪の毛のことを考えるだけでなく、今生えている髪の毛を健康に保つことも大切です。

以上が、ドライヤーの正しい使い方です。薄毛だから…と使用を避けていた人も、使用しないことで発生する薄毛のリスクを考え、ぜひ使うようにしてください。正しく使うことができれば、薄毛対策にも効果的です。

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