2018/03/23
フィンジアの成分はAGAに良い?調査しました。
フィンジアは育毛剤ではなく化粧品として販売されている、スカルプケア商品です。ほかのスカルプケア商品では珍しい成分を使用しており、次世代のスカルプ成分を含んでいるとして注目されています。気になるのはその効果ですよね。AGAに良いかどうか、調査してみました。
まずはAGAをおさらい
フィンジアの成分について紹介する前に、まずはAGAをおさらいしておきましょう。AGAは、なんと男性の薄毛原因の約8割を占めています。男性型脱毛症という意味があるのですが、AGAになってしまう理由は様々。遺伝が関係しているという話もありますし、男性ホルモンが活発になりすぎている、生活習慣が乱れているなど…いろいろな理由で発生します。5α-リダクターゼという酵素と男性ホルモンの1つであるテストステロンが結合されることでジヒドロテストステロンへ変化します。このジヒドロテストステロンが薄毛を招いてしまう原因です。
AGAは放置しておいて治るものではなく、一度薄毛や抜け毛が始まってしまうと止まることはありません。どんどん進行してしまいます。
AGAの進行パターンにはいくつか種類があります。頭頂部から薄毛が進む人もいれば、おでこの生え際、いわゆるM字ハゲになる人もいますし、前頭部からという場合もあります。段階を踏んで、前頭部からだった人も後頭部にまで薄毛が進行していったり、M字から始まって頭頂部まで、ということもあるでしょう。
キャピキシルとAGA
フィンジアはキャピキシルを配合しています。カナダの化粧品会社であるルーカス・マイヤーによって開発された成分なのですが、アカツメクサとアセチルテトラペプチド3の合成物質です。アカツメクサに含まれているビオカニン-Aが、特にAGA対策に効果的です。先ほど説明をした、AGAになる原因であるジヒドロテストステロンを作り上げる成分である5α-リダクターゼの阻害作用をビオカニン-Aが持っています。キャピキシルはフィンジアに5%も含まれており、AGAに対しても効果が期待できるでしょう。
ヒオウギエキスとAGA
キャピキシルに含まれているビオカニン-Aとともに、5αリダクターゼの阻害をする成分がヒオウギエキスです。複数の成分で阻害するように働きかけるので、ジヒドロテストステロン対策にはぴったりです。
ピディオキシジルによる効果も?
キャピキシル以外に、ピディオキシジルが配合されているのもフィンジアの特徴です。ピディオキシジルはミノキシジル誘導体で、吸収されるとミノキシジルと同じ働きをします。ピディオキシジルは、血管を拡張させる、毛母細胞を活発にさせる、成長因子で毛母細胞を復活させるといった働きが期待できるでしょう。キャピキシルとの相互作用でより薄毛や抜け毛対策ができます。
カプサイシンで頭皮を柔らかく
カプサイシンは唐辛子などに含まれる辛み成分として、聞いたことがある人も多いはず。カプサイシンによって、固くなっている頭皮が柔らかくなり、成分も浸透しやすくなります。いい成分が配合されていても、吸収力が落ちている頭皮ではなかなか効果が出てくれません。土台である頭皮のケアも忘れてはいけないのですが、カプサイシンを配合しているフィンジアなら同時にケアできます。
早く対策するに越したことはない
AGAにも効果があるフィンジアの成分ですが、フィンジアを使えばすぐに薄毛や抜け毛の悩みを解消できる…と簡単に考えないようにしてくださいね。大事なのは、今すぐにケアを始めること。気づいたらできるだけ早く対策を始めましょう。何事でもそうですが、薄毛に対する効果も初期の段階のほうがちゃんと働き、早く解決できます。ちょっと薄毛が気になり始めた、抜け毛が増え始めた…という段階でも使用が可能です。少しでも早く対策をして、早く解決してしまいましょう。