2017/12/08

老人性脱毛って何?どんな症状でどのような人がなるの?

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抜け毛や薄毛は、年齢とともに感じやすくなります。気が付いたら抜け毛が増えてきた、気が付いたら髪の毛が薄くなってきた…それは老人性脱毛の影響かもしれません。

今回は、老化に伴って発生しやすい老人性脱毛についてご紹介します。

老人性脱毛って?

老人性脱毛という言葉を聞いたことがありますか?

脱毛=すべて同じ原因ではなく、老化が原因で起こる脱毛もあります。それが老人性脱毛です。性別は問わず、60代以降の高齢者に多くみられます。そして年齢を重ねることによって抜け毛が増える特徴があります。

高齢者とよばれる年代の脱毛になります。そのため、とても発症しやすく完治は不可能な症状です。

しかし、完治しないとはいえ、ちゃんと対策をすることで起こる年齢を遅らせることや、もしも起きてしまっても進行を遅らせるためにできることはたくさんあります。

老人性脱毛が起こるのはなぜ?

老人性脱毛の原因の1番は加齢です。ただ年齢を重ねるだけで発生する可能性があります。老化すると、人の体はとても鈍くなっていきますよね。若いころはできていたことが、年を重ねてからはするのがつらくなってきたと思うこともあるでしょう。髪の毛を育てる細胞も同様です。毛乳頭とよばれる細胞が衰弱してしまうこと、そして血行不良が原因となって発生します。

老人性脱毛が発生する流れ

加齢に伴う老化にはいろいろあります。これは年齢を重ねる以上、避けては通れない変化ですね。髪の毛に限らず、体全体に変化は起こるでしょう。

髪に関して発生することの1つは、まず毛乳頭の働きが鈍くなることです。髪の毛の司令塔であった毛乳頭が機能しなくなってしまうため、髪の毛の成長する時間が短くなります。すると、髪の毛が十分に育たないままになりますよね。十分に育っていない髪の毛は、細くて弱くなり、その結果、髪がちょっとした刺激でも抜けやすくなるでしょう。その後、だんだんと抜け毛や薄毛が発生する、という流れですね。

また、毛乳頭の働きが鈍くなるだけではなく、血行が悪くなることも原因とご紹介しました。血行不良で栄養が毛根に行き届かなくなり、それも髪の毛の成長を妨げてしまいます。

老人性脱毛の対策とは?


老人性脱毛は、年齢を重ねれば起こるもので仕方がないことなのですが、進行を遅らせることは十分可能です。しておくべき対策についてご紹介していきます。

・生活のリズムを整える
生活のリズムが乱れていると、髪の毛の成長にも悪い影響を与えてしまいます。これは老人性脱毛に限ったことではないのですが、髪の毛をより成長させたいときは規則正しい生活が基本です。特に、食生活の乱れや喫煙、ストレス対策はしっかりとしてくださいね。ただし禁煙がストレスになることもあるので、医師と相談しながら禁煙するなど、ストレスが溜まりすぎないようにしましょう。

食生活に関しては、高齢になると食が細くなってしまうため、そのせいで栄養不足になりがちといわれています。若いころは、インスタント食品などで栄養が偏って栄養不足になるといわれているので、同じように食生活を整えるといっても、整え方が違いますね。

特に髪の毛の主成分であるたんぱく質は、高齢になると不足しがちです。筋肉を作り若々しさを維持するためにも必要な成分なので、積極的に摂取しましょう。

・育毛剤を使用する
老人性脱毛であっても、育毛剤を使用することで効果が期待できます。頭皮の環境を整えて、髪の毛が成長しやすい状態にすることは大切ですよね。育毛剤は薄毛や抜け毛がどんな原因でも効果を出してくれるでしょう。

育毛剤は働く作用が穏やかなので、高齢で心配な病気があっても、使用できることが多いです。毎日しっかりとケアをして頭皮環境を整えましょう。

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