2018/07/06
抜け毛の毛根を見ればハゲるかわかる?良い毛根・悪い毛根
髪の毛が抜けるという現象、抜け毛はハゲていない人でも必ず発生するものです。毎日1本も髪の毛が抜けない、という人は1人もいません。普段の生活の中で1日100本程度は自然と抜けています。髪の毛も生まれ変わっていくものなので、自然現象ですね。でも、その抜け毛の毛根次第で、これからハゲてしまうかどうかがわかるって知っていますか?ハゲてしまうかもしれない、と不安を感じている人は、抜けた髪の毛の毛根をチェックしてみましょう。良い毛根と悪い毛根の見分け方をご紹介します。
毛根でわかる、抜け毛の原因
毛根をチェックするだけで、どうして髪の毛が抜けてしまったのか、原因を確かめることができます。
・まるく膨らみがある毛根
毛根がマッチ棒のように膨らんでいる場合、ヘアサイクルに従って抜け落ちた髪の毛である、と考えていいでしょう。毛根は栄養によって、まるく膨らんでいきます。ちゃんと膨らんでいれば栄養が髪の毛にも行き届いている証拠で、自然現象で起こるものなので問題ありません。
・毛根が白い
こちらのケースは2パターンに分けられ、白さの違いで見分けます。半透明で薄い膜のような白さであれば、外根鞘(もうこんしょう)が付着していただけの可能性が高いです。自然脱毛するときにも付着することがあるので、心配はいりません。一方で、髪の毛の根元までべっとりと白くなっている場合は要注意です。頭皮から分泌されている皮脂の可能性が高いでしょう。もちろん誰でも皮脂は分泌されていますが、抜けた髪の毛にまで付着しているのは、あまり正常とはいえません。過剰に皮脂が分泌されている、もしくは頭皮のケア不足によって皮脂が残ってしまっているという状態です。皮脂は薄毛や抜け毛を招きやすくする原因になるので、べっとりとした白い塊が付着している人は気を付けましょう。
・毛根が黒い
白い場合は2つのパターンに分けることができたのですが、黒い場合は異常脱毛であると考えられます。通常の髪の毛は、栄養がちゃんと行き届いている状態なので黒くなることはありません。ストレス・冷えといったトラブルで血行が悪くなると、黒ずみが発生します。
・毛根が見当たらない
抜けた髪の毛にそもそも毛根がない、というパターンも危険です。ただの切れ毛という場合もありますが、毛根が小さすぎると気づけずに毛根がないように見えてしまいます。毛根に栄養が行き届いていない、ヘアサイクルの途中で成長しきる前に抜け落ちてしまっている、などの心配がありますね。ヘアサイクルの乱れは、すでにハゲが進行している状態です。早めに対策を始めましょう。
危険な抜け毛を見つけたらどうする?
抜け毛をチェックしてみて、いかがだったでしょうか?ハゲにつながりそうな抜け毛が見つかったら、すぐに対策をしなくてはいけません。生活習慣の改善、ストレスの発散など内側から変えてみましょう。髪の毛が育つために必要な栄養素をちゃんと補い、そしてその栄養素を血液で運べるように、血流を悪くするストレスは上手に発散してくださいね。
そして、外側からのケアも忘れずに。頭皮の状態が悪くなっていないかどうかもチェックしてみましょう。固い頭皮は血行が悪くて栄養が運ばれていない状態なので、頭皮マッサージなどをして柔らかくしてあげるといいですね。育毛剤を使えば、栄養を頭皮に直接与えることもできますよね。育毛剤は頭皮環境を整えながら血行を良くする働きがあるため、抜け毛を減らしてくれますので、日々抜ける髪の毛をチェックしつつ、今できる対策を頑張ってみましょう。