2019/06/25
基礎体温は男女とも36度台がベター?薄毛・育毛・ハゲと体温の関係とは
普段自分がどれぐらいの体温なのか知っていますか?女性の場合は基礎体温をつけて体調管理をしている人もいるので、計測している人も多いかもしれません。しかし男性はどうでしょうか。普段の体温がどれぐらいあるのかはあまり気にしていないという人が多いでしょう。自分の基礎体温を知ることは、体調管理をする以外にも様々なメリットがあるんです。実は、薄毛・育毛・ハゲにも基礎体温が関係しているといわれているのですが、どのように関係しているのかをご紹介していきますね。
現代人の基礎体温は下降気味
1960年代の日本人は、基礎体温が36℃代後半だったとのこと。しかし、最近は36℃代前半が平均となっています。かなり基礎体温の平均が低下しているのがわかりますね。実は、体温は免疫力にも大きな関係があります。基礎体温が1℃低いだけで、免疫力は30%ほど低下するのだとか。最近は36℃にも満たない体温で普通に生活している人もいるぐらい、平均の体温は低下していると考えられています。
体温が低くなると血行が悪くなる
免疫力が低下することでハゲやすくなる、というわけではないのですが、問題は血行が悪くなってしまうことです。やはり血液は暖かい状態のほうが流れやすくなります。お風呂に入って体温が上がると、汗をかきますよね。また夏場も汗をかきます。これは体温が上がったことで血流がよくなっているから。でも反対に寒くなるとどうなるでしょうか?体が縮こまってしまって、血流が悪くなるのを感じるはずです。
血行不良が起こると、全身の血液の流れが悪くなります。もちろん、頭皮に流れていく血液も例外ではありません。栄養は血液にのって運ばれていくのですが、血行が悪くなれば運ばれる栄養も少なくなり、栄養不足による薄毛や抜け毛を招いてしまうでしょう。
基礎体温はできるだけ上げておこう
基礎体温を37℃や38℃にまで上げる必要は決してありません。でも、せめて36℃台を維持できるのが理想的です。どんな方法で体温を上げることができるのかをご紹介します。
・体が温まる食事を意識して口にする
普段食べているものが、体を冷やす働きのあるものばかりだと体温は下がりやすくなります。反対に、体温を上げてくれる働きのある食材を選びましょう。トウガラシやニンニクといったよく知られているものから、鶏肉や卵などのたんぱく質、そして飲み物ならほうじ茶やココアなどが当てはまります。特におすすめは、朝の白湯。体がまだ活動を始めていない状態のタイミングで白湯を飲むと、体全身がすっきりと目覚めて体内からポカポカします。実はインド医学からきている健康法なのですが、最近は白湯ダイエットといって、基礎代謝をあげる目的で白湯を朝飲む人も増えています。体も温まるので脂肪燃焼効果もありそうですね。
・運動をする
運動をすると全身の血行が良くなるため、体温は上がりやすくなります。運動はストレッチや普段エレベーターのところを階段に変えるなど、ちょっとしたものでもOKなのでとにかく今までよりも体を動かして筋肉を刺激してあげましょう。
薄毛・抜け毛対策も念入りに
体温が下がることで、薄毛や抜け毛を引き起こしてしまう、というのは事実です。体温を普段から上げた状態で維持できるように心がけましょう。そして、気になってきた薄毛や抜け毛には対策をすることも大切です。放置しておくと進行してしまうため、食い止めたいなら今すぐに始めなくてはいけません。
薄毛や抜け毛対策の中で自宅でできる方法は、育毛剤などがあります。頭皮に直接栄養を与えられるでしょう。体温を上げるような生活をしていれば、与えた栄養もちゃんと吸収して働きやすくなるので、育毛剤などで栄養を与えてあげましょう。