2018/09/07
つむじハゲを気にする人が増えている?つむじハゲって何?
ハゲといっても色々なハゲがあり、おでこの生え際が徐々に後退していく人もいれば、頭頂部の地肌が目立ちやすくなる人もいますが、頭頂部のハゲの1つとして「つむじハゲ」があります。つむじハゲとはいったいどのようなものなのか、また普通のつむじとはどう違うのかをご紹介します。
つむじって何?
つむじハゲについて知る前に、まずはそのつむじについて知るところから始めたいと思います。
つむじは、誰の頭にもあるものです。いわゆる体の軸ですね。母親のおなかにいる7か月目ごろから形成され、つむじを軸として皮膚は回転します。皮膚ができるための原点というとわかりやすいでしょうか。その名残がずっと残り続けるのです。一度形成されたつむじは一生変わることはありません。
つむじには右巻き左巻きがあり、日本人の場合は6割が右巻きだといわれています。つむじがどちらに向いているかによって髪の毛の生え方も変わります。つむじの影響を受けると髪の毛の生え方が左右対称ではなくなるため、どちらか一方だけ髪の毛がはねやすくなります。
また、つむじは1つと決められていません。2つ・3つとある人もいるのだとか。圧倒的に1つの人が多いとはいえ、2つの人、3つの人も少数ながら存在しています。
自分のつむじはいくつあるか、つむじの巻き方はどちらになっているか、一度調べてみるといいですね。
つむじハゲとつむじの違い
つむじなのかつむじハゲなのか…見分けるのは難しいです。しかし、3つのポイントを抑えれば素人でも見分けることができるため、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
・つむじの髪の毛がほかの箇所より細くて弱々しいと感じるか
・つむじだけではなく、そのまわりの地肌も透けて見えていないか
・透けているつむじのまわりの地肌が赤い
この3つのポイントだけです。通常のつむじであれば、生えている髪の毛は健康です。周りの髪の毛と変わらない太さ・強さをしています。しかし、つむじハゲが進行しているとその周囲の髪の毛が細く弱り始めているはずです。その影響で、見えるはずではない周辺の地肌も透けやすくなっているでしょう。透けて見える地肌も、不健康な状態なので血流が滞って炎症を起こし、赤みを帯びています。
つむじハゲは進行する
つむじハゲは、立派なAGAです。男性型脱毛症の1種なので、放置しておくとどんどん進行してしまいます。最初はつむじハゲだけでも、次第に薄毛の部分が広がって頭頂部からハゲていきます。つむじハゲは見た目がそれほど目立たず、これぐらい大丈夫だろうと思って放置してしまう人も多いのですが、進行してしまうと厄介です。つむじハゲが広がっていかないように、早めに対策を行いましょう。
もしかして、と思ったら調べてもらおう
自分で鏡を見て判断するのは難しいつむじハゲ。もしかしてと思ったら、AGA専門のクリニックや皮膚科で調べてもらいましょう。実際につむじハゲであればそのまま治療もできますし、単なるつむじであれば安心ですよね。つむじハゲだった場合は少しでも早く治療を始めなくてはならないため、不安を感じたときは早めに診察を受けましょう。
自宅でできる対策でつむじハゲから脱出しよう
クリニックや皮膚科でつむじハゲであるということがわかっても、そのまま治療を受けるかどうかは本人次第です。しかし、お話ししたように放置しておくとどんどん広がり、治せなくなってしまいます。自宅でも育毛剤やシャンプーなどを使って薄毛対策は可能です。食生活の改善や睡眠不足の解消といった生活習慣を変えることもAGA治療では大切であるといわれていますので、いきなりクリニックで治療を受けるのは抵抗がある…という人は自分でできることから始めるといいでしょう。