2017/08/10

毛髪によいツボ教えます!空いた時間にいつでもできる!

髪の毛が抜けるようになった、なんか薄くなってきた、そんな時にいろいろな対策を試しておきたいですよね。早めに気づいて対策しておけば、ある程度薄毛や抜け毛も進行を防ぐことができるはずです。対策として気軽にできる、毛髪によいツボを試してみてください。空いた時間にいつでもできる、ツボをご紹介します。

ツボ押しって本当に効果あるの?

毛髪のツボについて知る前に、まずはツボ押しについてご紹介します。ツボ押しは、東洋医学の一つです。東洋医学は中国で2千年以上前に成立しているもので、体のバランスを整えるという考え方で治療していきます。日本でもとても注目されていますよね。ツボ押しは東洋医学において、心身の疲れをとったり、血行を促進したりといった効果のために行われます。

人間の体に流れている生命エネルギーを気(き)と呼ぶのですが、その通り道は経絡(けいらく)といいます。その経絡は頭から脚まで体のあらゆるところを通っているのですが、その経絡をつなぎ合わせているポイントが「ツボ」です。ツボを刺激すると経絡そのものの流れがよくなるので、体全体のバランスが整う、という仕組みになっています。どのツボを刺激するとどこの症状に効果を期待できるのか、それぞれ違います。毛髪によいツボがあるので、ツボを把握して刺激していきましょう。

百会

ひゃくえ、と呼ばれているツボは頭皮にあります。場所としては、両耳からそのまま上に登っていった先を結ぶ中心点です。頭頂部になるのですが、血行を促進する効果があります。頭皮の血行を良くすることは、健康的な毛髪を育てるためには欠かせないことですよね。でも、頭皮が固くなっている人はとても多いです。特に抜け毛や薄毛といった髪の毛に関して悩みを抱えている人は、特に頭皮が固くなっているでしょう。百会のツボを刺激することで頭皮に血液が流れやすくなり、栄養も運ばれやすくなります。

百会を刺激すると、痛みを感じる人もいます。押して気持ちいいと感じる人は頭皮が健康な状態なのですが、痛みを感じる場合は血液が滞っている可能性が高いです。

押すときには、両手の親指を左右のこめかみにそれぞれ置いて、百会に中指もしくは人差し指を当ててください。最初は少し控えめで、少しずつ強く刺激していきましょう。あまりに痛い場合は少し力を弱めてくださいね。

中府

頭皮にあるツボだけではなく、違う部位にあるツボも効果が期待できます。その一つが中府と呼ばれているツボです。ちゅうふ、と読むのですが、肩にあるツボです。鎖骨の外側から指2本分下がった部分にあります。左右対称にあるため、両方とも刺激しましょう。

このツボは体のトラブルの原因となっている、邪気が集まる場所となっています。しっかりとほぐしてあげることで抜け毛や薄毛のトラブル解消にもつながるでしょう。

ツボはどうやって刺激する?

人間の体には様々なツボがたくさんありますが、押してみると痛みを少し感じる場所がツボとなっています。体でツボがありそうな場所を押して見つける、という方法もあるでしょう。ただし、押すときには強く押しすぎないこと、そして食後にすぐ刺激すると消化不良の原因になるため、30分ぐらいは置いてくださいね。

少し痛みを感じるぐらいに押したら、10秒ぐらい押したまま静止します。そして一度離して、一呼吸おいてから繰り返しおこないましょう。ツボ押しにかける時間は5分ぐらいを目安にしましょう。

今回は毛髪のツボをご紹介しました。ツボ押しのメリットはいつでもできる、という点ですよね。特に準備するものもないため、気軽だから試しやすいです。抜け毛や薄毛は、何より毎日のお手入れが大切です。こまめにツボ押しをして抜け毛や薄毛の解消を目指しましょう。

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